九州大学芸術工学部 工業設計学科 2年
内尾良太朗
コンセプトは、親の関心が子供に「うつる」です。突然ですが、皆さん小さい頃、外できれいなガラスの破片や石、どんぐり、木の実、などなど拾い集めて家に持って帰ったことありませんでしたか?では、何故持ち帰るのか?それは親に見せたいからではないでしょうか。親からの関心を得たいがために子供は拾い集めたものを家に持って帰る。この作品「気になる木」は親が子供の拾い集めたものに関心を向けやすいように考えて作りました。
①木の下部分に子供が拾い集めてきたものを入れる。
②木の幹のてっぺんの穴が開いている部分から覗くと木の幹が万華鏡になっている。
③子供が拾い集めてくるものによって万華鏡の色や模様は変化する。
子供が拾い集めてきたものによって見える色や、模様が変わるので、「今はどんな感じに見えるのかな~」「次拾って持って帰ってきたらどんな感じになるか、楽しみだ!」「次は何を拾って帰ってくるかな~?」といったように親の関心が子供に「うつる」。